公約と決まったことの差。 公約は「2年間に限り消費税の対象としない」、 つまり税率ゼロだった。決まったのは**1%**である。総理は0%でなく1%にした理由として、 事業者のシステム改修の期間を短縮できることを挙げている。
ただし公約の文言は「実現に向けた検討を加速します」であって、 「実現します」ではない。ここを混同すると、達成の判定を誤る。
期間についても差がある。公約の「2年間」は消費税を対象としない期間、 決まった「2年間」は1%に引き下げる期間で、いずれも令和9年4月から令和11年3月まで。
費用の数字の出どころに差がある。 上に記録した年間約1.6兆円は、 総理が会見で挙げた地方財政への影響(消費税率の地方分+地方交付税の法定率)である。 同じ会見で記者が「年5兆円規模の財源が必要とされています」と述べているが、 これは質問の中の表現で、政府が示した数字ではない。引下げ全体の規模は未確認。