ISSUE 000 — 準備号2026発行 SPINWORKS

BOUBAKIKI

見送った題材

扱わなかったことが、この媒体の方針である。だから、拾ったが書かなかった題材と、その理由を公開する。

題材を選ぶ基準は一つだけ。「この媒体が扱わなければ、日本語で誰も書かないか」。 この基準が本当に機能しているかは、記事の一覧よりこの表に出る。

6件

台帳

拾ったが書かなかった題材と、その理由を残す。

扱わなかったことがこの媒体の方針なので、その記録には価値がある。 選別基準(「この媒体が扱わなければ日本語で誰も書かないか」)が本当に 機能しているかは、この表を見れば分かる。あとから「なぜ扱わなかったのか」にも答えられる。

行を消さない。追記だけする。

日付 題材 一次資料 見送った理由
2026-09-07 ある大手化粧品メーカーの新製品発表 配信サービス 大手。既報多数。選別基準に合わない
2026-09-07 保湿成分に関する海外の総説 学術誌 原文に到達できなかった(購読のみ)
2026-09-06 某自治体の交通計画の発表 市の告知 全国紙2社が既報。日本語で他が書いている
2026-09-09 高光製薬のステルスマーケティングに対する措置命令 消費者庁の公表 既報。一般紙・業界紙が同日に報じている
2026-09-09 機能性表示食品の届出撤回が続いている件 消費者庁の届出データベース 既報。専門媒体が継続的に追っている
2026-09-09 EMS美顔器の12週間試験(日本香粧品学会誌 49(2)) doi:10.11469/koshohin.49.93 一次資料は堅く、既報でもなかったが、驚きがない。「出資企業の社員が書いた論文が自社製品に効果ありと出した」は化粧品研究の既定状態で、読者が初めから想定している。利益相反そのものは記事にならない

読み方

よくある見送りの理由

  • 既報。他が書いているなら、こちらが書く理由がない。 ただし既報かどうかは見出しでは決めない。一次資料のうち、日本語になった部分はどこまでかで判断する。 注意喚起が全国に配信されていても、測定値や銘柄名はどこにも書かれていない、 ということが普通に起きる
  • 原文に到達できなかった。購読が必要な論文や、取り出せないPDFは書かない
  • 驚きがない。一次資料が堅く既報でもないのに、読者が初めから想定している結論しか出ていない題材。 事実が正しくても、読み終えて何も残らない